照明シミュレーションソフト DIALux(ダイアルクス)とは




DIALux(ダイアルクス)には、DIALux4と、DIALux evoの2種類あります。これらはバージョンの違いではなくそれぞれ別のソフトウェアになります。
当サイトで単にDIALuxと表記しているものは主にDIALux4を指しています。まれにDIALux4とDIALux evoを総称してDIALuxと表記している場合もあります。
まぎらわしいですが間違えないようにご注意してください。

 

DIALux(ダイアルクス)とは

DIALux (DIALux4、DIALux evo)は、照明設計や照明シミュレーションを行うための専門的なソフトウェアです。このソフトウェアは、建築物や室内空間の照明計画を立案し、照明効果をシミュレートするために使用されます。主に建築家、照明デザイナー、エンジニア、インテリアデザイナーなどの専門家が使用しますが、初心者でも基本的な機能を使いこなすことができるようになっています。

DIALuxの主な機能と特徴は以下の通りです:

  1. 3Dモデリング: DIALuxは、建築物や室内空間を3Dモデルとして作成することができます。これにより、照明計画をリアルな視覚的なコンテキストで構築できます。
  2. 照明デザイン: DIALuxを使用して、さまざまな種類の照明器具やランプを配置し、照明デザインを行うことができます。照明効果や明るさ、配光の角度などを調整して、照明計画を最適化できます。
  3. シミュレーション: DIALuxは、設計した照明プランをシミュレーションする機能も持っています。この機能を使って、照明がどのように空間に影響を与えるかを可視化し、異なる照明設定の比較や評価を行うことができます。

初心者でも、DIALuxの基本的な使い方を学びながら、建物や室内の照明計画を行うことができます。

 

DIALuxは、ドイツのDIAL社が無償で提供しています。対応言語は日本語を含めて25言語あり、ユーザーは68万人以上。世界中で最も使われている照明シミュレーションソフトといえます。

照明シミュレーションの作成は、3D空間を作成し、その中に照明器具の配光データを挿入していくのですが、この配光データとは、照明メーカー各社から公開されている“実在する照明器具”のデータです。

つまり、あなたの考えた照明プランを3Dでシミュレーションできるのです!

 

DIALuxは、照明プランの検証・提案に使える!

DIALux以外にも、照明メーカー各社でオリジナルの照明シミュレーションソフトがありますが、自社の照明器具以外は使用することができません。しかしDIALuxなら、さまざまな照明メーカーから器具を選んで照明シミュレーションを作成することができます。

DIALuxを活用すれば、照明プランを検証したり、3Dイメージ図や照度分布図を作成できるので、照明器具の選定や照明手法・配灯を決めたり、クライアントへのプレゼンテーションや照度データの提出に使えます。

仕事で照明設計に携わる人も、プライベートで好みのあかり空間を計画したい人も、DIALuxが使えるようになると、より思い通りの照明プランを実現することができるでしょう。

DIALuxは、照明プランを考えるすべての人に使っていただきたいツールです。

 

DIALuxのダウンロード

DIALux(ダイアルクス)は、公式サイトからフリーでダウンロードできます。


DIALuxの対応OSは、Windowsのみとなります
が、下の記事の方法でMacでもDIALuxを使うことができます。

『MacでDIALuxを使えるようにするには』

 

なお、ダウンロード・インストール方法は、
DIALux入門講座(無料)にて詳しく説明しております。ぜひご覧ください。

 

 

 

DIALuxは住宅や店舗などの照明計画の検証や、照明のイメージを伝えるのに有効です。

シミュレーションは全てフリーでできるので、ぜひ活用してみましょう!

 

 

無料で学べるDIALux入門講座

 

 

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