DIALuxで、ここだ!というビュー位置の調整方法

DIALuxで3Dビューを画像保存したい時、いいアングルにするために、移動ツールを使ってうま~く調整すると思いますが、以下のように思うときはありませんか?

 

①ジャスト正面アングルになかなかできない!
②アングルはいいのに、一部のオブジェクトが邪魔!
③アングルはいいのに、視野が狭い!

 

そんな時は・・・
①「ワイヤーフレーム表示」で、線画モードにして調整する!
②「選択を非表示」で、見えなくさせる!
③「画角調整」で、画角を広くする!
ことができます。

それでは、順に紹介していきます。




 

ビュー位置の調整方法

①ジャスト正面アングルになかなかできない!

「ワイヤーフレーム表示」で、線画モードにして調整する!

3Dで正面ビューにするためには、アングルが室内と平行になるよう、移動ツールを使ってビューを調整します。だいたい横のラインが真っ直ぐになればOKなのですが、この真っ直ぐにするのが少し難しいですよね(苦笑)手動で頑張るしかありません・・・。

このアングルの平行調整ですが、通常の3Dビューですと、平行になっているかどうか分かりにくいです。そこで、「ワイヤーフレーム表示」モードにしてみます。

 

 

「ビュー」→「ワイヤーフレーム表示」を選択します。

3Dビューが線画モードになりました。容量の多いプロジェクトだと、移動ツール使用時のみこの表示になることがありますが、「ワイヤーフレーム表示」にすることで、マウスから手を離しても線画状態で表示することができます。

これで平行になっているか分かりやすくなりました!後は、頑張って微調整です(笑)

うまく平行にできたら、元の3Dビューに戻しましょう。再び、ツールバーの「ビュー」→「ワイヤーフレーム表示」をクリックして解除します。

完成!きれいな正面ビューになりました!

後は、この位置を再表示できるよう、ツールバーの「CAD」→「カメラビューを保存」で取っておきましょう!(「カメラビューを再実行」で保存したビューを再生できます。)

 

②アングルはいいのに、一部のオブジェクトが邪魔!

「選択を非表示」で、見えなくさせる!

例えば上図のように、柱を無くして奥まで見えるようにしたいと思ったら・・・

 

消したい対象を右クリックし、「選択を非表示」を選択します。

 

消えました!柱の奥が見えるようになっています。
このように、選択したオブジェクトを非表示にさせることができます。(ただし、影は残ります)

元に戻す場合は、3Dビューを「右クリック」→「非表示をキャンセル」で再表示します。

 

 

③アングルはいいのに、視野が狭い!

「画角調整」で、画角を広くする!

 

最後は、画角の調整方法です。

移動ツールの「拡大/縮小」を選択し、「Ctrlキー」を押しながら「ビューをドラッグ」すると、画角が変更します。

「拡大/縮小」 + 「Ctrl」 + 「下にドラッグ」 → 画角が広くなる
「拡大/縮小」 + 「Ctrl」 + 「上にドラッグ」 → 画角が狭くなる

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
①アングルの微調整に役立つ「ワイヤーフレーム表示」
②不要なものを見えないようにする「非表示設定」
③カメラ(ビュー)の写る範囲を広く/狭くする「画角調整」

結局手動になってしまうのですが、これらを上手く活用すると、ベストアングルを決めることができます!

以上、「DIALuxで、ここだ!というビュー位置の調整方法」でした!

 

無料で学べるDIALux入門講座

 

 

0からはじめるDIALux教室トップページ