DIALux 1つのプロジェクトに、複数の部屋を作成・表示する方法
照明シミュレーションの作成は、「部屋1」にオブジェクトや照明器具を入れて、照明シミュレーションを行いますが、この部屋をさらに「部屋2」「部屋3」・・・と増やすことができます。
今回はこの部屋を増やす方法を紹介します。
部屋を増やす方法
「プロジェクト1」を右クリック→「新規の部屋を挿入」をクリック
または、
「挿入」→「新規シーン」→「部屋」をクリック
これで、1つのプロジェクトで、複数の部屋が作成できるようになります!
部屋を増やすことのメリット
部屋を増やすことのメリットは、「複数の部屋をすぐ切り替えられること」
基本、DIAluxは“1プロジェクトごと”しか開けません。
例えば、住宅のプランで、リビング、寝室、子供部屋の照明シミュレーションを作成する場合、それぞれDIALuxを起動しシミュレーションを作成&保存するので、DIALuxデータが3つ(=3プロジェクト)出来上がります。
なので、リビングのDIALuxを見て、次に寝室のDIALuxを見たいと思った時は、リビングのDIALuxを閉じて、寝室のDIAluxを開かなければなりません。
【補足】
「ファイル」→「開く」→「寝室のDIALux」を選択でもOK。
こちらの方が閉じる作業がないので、すぐ切り替えることができます!
しかし、1つのDIALuxプロジェクトに、「部屋1」=リビング、「部屋2」=寝室で作成すれば、その部屋を選択するだけで切り替えることができます!
部屋を増やすことのデメリット
部屋を増やすことのデメリットは、「重くなると、動きが鈍くなったり落ちたりすること」
部屋を増やす方法をお伝えしているのになんですが、
「複雑な部屋を作成される場合」は、別々のプロジェクトにする方が無難です。
(だって作成中にバグって落ちたりしたら悲しいですもの・・・)
ということで、複雑な部屋を作成する場合は、別々にDIALuxを立ち上げて作成しましょう。
そして、それらを早く別の部屋に切り替えたい場合は、「ファイル」→「開く」→「別のプロジェクト」を選択しましょう。
表示中のプロジェクトを閉じずに、保存先の「別のプロジェクト」ファイルを開いてもOKです。
以上「DIALux 1つのプロジェクトで、複数の部屋を作成・表示する方法」でした。