DIALux evoとは 無料で使える照明デザインソフト!
プロも認める無料照明設計ソフトDIALux evoの実力
DIALux evoは照明設計業界でスタンダードとして認められている無料ソフトウェアです。その最大の特徴は、商用利用も完全無料という点。一般的にプロ向け設計ソフトは高額なライセンス費用がかかりますが、DIALux evoは特別なビジネスモデルによって無料提供が可能になっています。
無料で提供できる理由
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400社以上の照明器具メーカー(DIALuxメンバー)が開発費用の98%を負担
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メンバー企業は自社製品がソフト内で使用されるメリットを得る
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ユーザーは無料で高機能ツールを、メーカーは自社製品のPR機会を得るWin-Winの関係
2024年最新版の制限事項を徹底解説
1. 照明器具使用に関する制限(重要!)
2024年3月1日以降の新ルール:
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無料版で使用できるのはDIALuxメンバー企業の製品のみ
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対象外メーカーの製品を使う方法:
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DIALux Pro(有料版)にアップグレード(月額/年額プランあり)
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「Unlock Non-Members」アドオンを追加購入(単体サブスクリプション)
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無料版でも使える豊富なラインナップ:
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対応メーカー:400社以上
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登録製品数:250万点超
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主要照明メーカーの大半はDIALuxメンバーであるため、実務上大きな不便は少ない
2. 機能制限の詳細比較
機能 | 無料版 | DIALux Pro |
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IFCファイルのインポート/エクスポート | × | 〇 |
BIM連携 | 制限あり | フルアクセス |
Office連携(Word/Excel/PPT出力) | × | 〇 |
知っておきたいDIALux evoの強み
多言語・多国籍対応
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対応言語:26ヶ国語(日本語含む)
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単位系:メートル法/フィート法切り替え可能
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地域別規格に対応(各国の照明基準に準拠)
業界標準としての地位
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世界100ヶ国以上で利用
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照明設計の国際コンペでも指定ソフトとして採用
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教育機関でも広く採用(専門学校/大学の教材として)
継続的な進化
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四半期ごとのメジャーアップデート
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ユーザーコミュニティからの要望反映
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最新照明技術への迅速な対応(IoT照明、HCLなど)
適切なバージョンの選び方
無料版で十分な場合:
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メンバー企業の製品のみ使用する予定
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基本的な照明計算とシミュレーションが目的
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小規模~中規模プロジェクト
Pro版へのアップグレードを検討すべき場合:
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非メンバー企業の製品を使用する必要がある
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BIM連携が必要
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大規模/複雑なプロジェクトを扱う
初心者へのアドバイス
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まずは無料版で基本操作を習得
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使用予定の照明器具がメンバー企業か確認
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必要に応じて段階的にPro機能を追加
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オンラインチュートリアルやウェビナーを活用
DIALux evoは、その無料性にもかかわらず、プロフェッショナルレベルの照明設計を可能にする強力なツールです。制限事項を正しく理解し、目的に合った使い方をすることで、最大限の効果を発揮できるでしょう。照明設計に興味のある方は、まずは無料版から始めてみることをお勧めします。